横浜市は昨年「SDGｓ未来都市」に選定されたことを受け、市内の「自治体SDGｓモデル事業」の取り組みで、将来の自動運転社会の実現を見据え「ITCを活用した地域における移動手段の充実に関する取り組み」に若葉台が選定されました。
　スマホで予約し、オンデマンドでコミュニティバスを指定場所に廃車する実証実験が、３月２０日（水）〜３月２６日（火）に行われました。これは現在運行されている地域コミュニティバス「わかば号」を補完　するもので、時刻表や指定ルートを持たず利用者の要望に合わせた運行をするための無料トライアルです。
　無料トライアルのモニターへの事前説明会では、必要なアプリのインストール、アカウント登録、自宅場所登録手順、ログイン方法および予約方法が説明されました。
　今回のテスト走行を経て、有料化も含めた付加価値サービスの検討を目的とした今後の本格実験につなげるとともに、高齢者や子育て世代など、誰もが「住みたい、住み続けたい」と思える町の実現に向かうことを期待したいものです。


＊SDGs（Substainable Development Goals）：２０３０年までにより良い未来を作ろうと国連で決めた１７の「持続可能な開発目標」のことで、全ての国連加盟国が賛成しました。 
＊ITC ：ITコーディネータ
＊オンデマンド：要求に応じて　（例として、インターネットなどで利用者が見たい映像を好きなときに見れる状態をビデオ・オンデマンドと言います） 


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