若葉台二丁目南自治会ブログ

若葉台二丁目南自治会から発信します。 若葉台情報の投稿も歓迎です。 若葉台二丁目南自治会ブログは2011年6月30日にスタートし、2017年4月よりこの新URLで引き継いでいます。 http://wakabadai2.blog.jp/

2020年03月

 新型コロナウイルスの影響でオリンピックは延期になりました。今世界では目に見えないウイルスと必死に戦っております。無症状者が感染源となる危険を少しでもなくす為に、外出自粛の要請が出ておりますが、封じ込めにはまだまだ時間とマンパワーを要することでしょう。
 ですが、悠久の自然界では春の訪れとともに今年も桜が咲いてくれました。暗い所ばかりに目を向けていますと、小さな喜びを見落としてしまうかもしれません。自分にできる行動をしつつ前をしっかりと見据えていきましょう。

 若葉台には桜が多くあり、バス通りや遊水池の桜は広く知られております。残念ながら今年の桜まつりは中止となってしまいましたが、咲き誇る桜はとても見応えがあります。他人との濃厚接触がない散歩は問題ないでしょうから、見て歩いてはいかがでしょう。
P1010903のコピー

 23棟横の法面には2本寄り添うような桜があります。以前は階段から微笑ましく見える若夫婦でしたが、いまはすっかり風雪に耐えた熟年夫婦となりました。加齢によってでしょうか、花が少なく寂しいですね。
P1010893のコピー
 4棟横の通路に並ぶ大島桜は染井吉野より少し早めに開花して見頃になります。枝を通りいっぱいに広げて、見応えのある眺めになります。近年は害虫対策で数本伐採され、少し寂しくなりました。
P1010882のコピー
 26棟の南側は空き地で日当たりも良く屋根のように枝を広げて満開になります。この通りの空き地側には、少し時期が遅れて咲く八重桜の見事な咲きぶりも見られます。
P1010885のコピー
 25棟とわかば学園の間には染井吉野の並木があります。見上げると圧倒されそうな大木です。近接する樹木と仲良く共存して欲しいですね。
P1010887のコピー
 日向根公園から一丁目へと渡る細谷橋の上からは、目前に圧巻の花房が見られます。桜が満開の時期には是非足を運びたい若葉台一押しの名所です。
P1010900のコピー
 桜見物は見上げるだけとは限りません。若葉台の高層階からの眺めは素晴らしいと言えます。西は富士山をはじめ丹沢などの山々、東は遠く高層ビル群が見えます。そんな中視線を落としますと、眼下に緑が広がっています。春は最高の景観の一つで、主役の桜を見下ろす贅沢はどこでもできるというわけではないでしょう。

 近年若葉台の桜も高齢化と病害虫の影響により伐採や枝打ちが多くなりました。残念ながら以前のような景観が失われつつあります。霧が丘のバス通りの桜は、染井吉野から病害虫に強い樹種に植え替えが始まっています。若葉台も対応が必要な時期が近いのかもしれません。


《毎週月曜日が定期更新日です。更新時間は12:00〜18:00の予定です》
《本ブログは広報部員及び有志のみなさんのご協力により更新しております》
《ブログへの掲載依頼やお気付きの点などございましたら 2018shibata@gmail.com までお願いします》

 連日のように新型コロナウイルスの報道に振り回され、明るいニュースも無く外出もままならない日々が続いております。気づかないうちに運動不足となってしまい、ストレスが堆積してはいませんか?
 その解消のためにも春の陽気に誘われて散歩に出てみてはいかがでしょう。

 二丁目南地区にお住いの方の中には「ショッピングタウンわかば」に行く際に通らなければならない難所があります。その難所の一つは高低差15mの谷戸にあり「だらだら坂」や「へび坂」と言われておりますが、正式名は「やっと坂」です。 入居当初は平気で歩いておりましたが、最近は「やっとこ」登るようになってしまいました。この坂を通り抜けるには3つのルートがあります。
P1010849のコピー
 男坂は24段の階段で健脚用。
P1010850のコピー
 女坂は買い物カートを引いてゆっくり上る坂道。
P1010854のコピー
 へび坂は幅が広くカーブが4つもある自転車やマラソン用の坂です。
 特色のある坂の途中にはベンチが置かれており、春は新緑、夏は木陰、秋は黄金のイチョウと四季の移ろいを眺めながら一息つけるベンチであります。
P1010863のコピー

 登り切ると2連のボックスタイプで無骨ながら頼もしくもある「東の丘地下道」があります。この地下道越しに見えるケヤキの並木はすっかり大木になり迫力が出てきました。
P1010865のコピー
 地下道を抜け左折すると、アーチタイプで小振りながら優美で気持ちも和ぐ「出合い坂地下道」が見えてきます。春には地下道越しに見える大島桜が一服の絵のようです。
P1010869のコピー

 少し進むと「出合い坂」となり4棟横の紅葉山を右手に見てバス通りへと向かいます。この坂はほぼ直線で、通勤通学に利用される大切な坂なのですが、この坂も難所といえます。雨が降れば濡れ落ち葉に足を取られたり、降雪時には除雪作業に難儀することになります。今年は暖冬で除雪作業がないのが幸いですね。仕事帰りに夜遅く疲れた体を引きずるように登るのは難行でした。

 若葉台は介護率の低い地域とよく言われます。坂道の多いこの地に住んだことがその要因の一つかもしれません。

 今はかなり曖昧になってしまったかもしれませんが、緑道の人道と赤道の自転車道との分離帯は普通ならばコンクリートブロックが使われるところ、若葉台では伊豆石が使われております。
P1010859のコピーP1010858のコピー













 この石は安山岩(あんざんがん)で、硬く風化にも強いので江戸城築城にも使われています。えびね公園入り口の見事な石垣も伊豆石です。周りの緑と一体化した景観は、私たちの街の宝かもしれません。若葉台建設当時は急速大量施工時代であるにも関わらず、手間暇がかかりコスト高の石を採用した設計者の想いに敬意を評したいところです。道すがら石工の技をゆっくり見るのも心の肥やしになるでしょう。

 若葉台の構造物には銘板が取り付けられて名前がわかるようになっております。名前のついた坂、地下道、橋が多くあります。例えばゆったり坂、童橋など命名者の想いを推測しながら春の街を散策するのも一興です。


《毎週月曜日が定期更新日です。更新時間は12:00〜18:00の予定です》
《本ブログは広報部員及び有志のみなさんのご協力により更新しております》
《ブログへの掲載依頼やお気付きの点などございましたら 2018shibata@gmail.com までお願いします》
 

 新型コロナウイルスの影響により、年度末の3月に予定されていた多くの行事が中止となりました。特にクリーンデーは住民の交流と親睦にとって大切な行事であったので残念であります。
 一言でクリーンデーといいましても各棟によって特徴があって、棟周辺の事情により活動内容も差が生まれたりします。

 4棟の東側に高低差約10m、延長約100mの広大な斜面に、樹木の林立した緑地帯があります。この土地は管理組合の所有地で、クリーンデーには4棟の住民の皆様も手入れをしています。急斜面における下草狩りは危険を伴うこともあり、高齢化が進むにつれて困難な作業になってきました。
P1010837のコピー
P1010841のコピー
 この林は若葉台開発の理念でもある自然との共生の一環として、里山のままに残されたものです。入居時はウドや蕨(わらび)などが自生し風情が残る雑木林でした。しかし経年により下草が茂ったり杉の花粉飛散が多くなる等の環境が悪化してきたので整備を行うことになりました。
 緑花委員と住民の協力で下草狩りや杉の伐採を行い、積み重ねること数年の手入れ作業の結果、春にはこぶしや山桜が咲き、新緑の若葉に包まれ、晩秋には紅葉に染まるまでになりました。日向根公園へと続く緑道と合わせて紅葉ロードとして親しまれるようになっております。

 今後は私たち住民の財産でもあるこの大切な景観を、どのように維持していくのかが大きな課題となっております。
 

《毎週月曜日が定期更新日です。更新時間は12:00〜18:00の予定です》
《本ブログは広報部員及び有志のみなさんのご協力により更新しております》
《ブログへの掲載依頼やお気付きの点などございましたら 2018shibata@gmail.com までお願いします》
 

 ブログ更新担当のSでございます。
 ご存知の通り新型コロナウイルスの影響で、様々な人の集まりが中止となっております。二丁目南地区におきましても、3月はこれまでほとんどのイベントが中止となっており、今後の展望も見えておりません。
 今はただ感染しないこと感染させないことの基本行動をもとに、予断を許さず推移を見守っていく他ないでしょうか。

 さて、今回は少々趣を変えまして、自主防災組織について「いったい自主防災組織ってなんだろう?」をテーマに話を進めたいと思います。

 まず「自主防災組織」の文字から受ける印象ですが、自主という言葉は他からの干渉を受けず独立して行動する。防災という言葉は被害を未然に防ぐあるいは被害の拡大を抑える。それらを合わせた組織である。というイメージが思い浮かびます。 

 ほぼ当たってる!

 まあ、そういった意味を込めた組織なのですから当たり前ではありますが、自分たちのできる範囲で被害をできるだけ少なくしよう! というのが自主防災組織の目的の一つであると言えるでしょう。

 ではなぜ「自分たちで」なのでしょうか。
 そんなもん国や自治体がやればいいじゃん! 税金払ってんだから仕事してくれや!
 と、言いたいところですがそうもいきません。
 もちろん、国や自治体は動きます。過去に起きてしまった自然災害でも、国や自治体、自衛隊やボランティアの方々まで、たくさんの人が被災地で活動しております。ですが、圧倒的に人が足りません。
 国や自治体が支援体制を整えたとしても、食料や生活備品などを住民すべてに行き渡らせるには人手が必要です。介護が必要な人や被災時に怪我をしてしまった人を安全な場所に運ぶには人手が必要です。
 つまり自主防災組織は、公共機関と地元住民との橋渡し役であり、避難したくてもできない地元住民の緊急介助役であり、被災後の行動指南役でもあるのです。

 もちろん自主防災組織のメンバーといっても、プロではございません。皆地元の住民でございます。当然二次災害が予想される場面では、身動きが取れないでしょう。救助者が要救助者になってしまっては本末転倒です。ですが、何もせずに手を拱いていては、被災時の支援体制や、被災後の生活環境が後手後手に回ってしまうでしょう。
 少しでもできることはできる体制を整えておく。
 自主防災組織は2018年6月のスタートミーティングを皮切りに、今も会合や活動を現在進行形で重ねております。 



《毎週月曜日が定期更新日です。更新時間は12:00〜18:00の予定です》
《本ブログは広報部員及び有志のみなさんのご協力により更新しております》
《ブログへの掲載依頼やお気付きの点などございましたら 2018shibata@gmail.com までお願いします》
 

 3月7日予定の評議・自治委員会と3月8日予定のクリーンデーが中止となりました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて全国で様々な対策が進められております。自治会でもそういった観点から、集団での会合や至近距離での活動が予測される行事に関しまして、当面の間中止することになりました。
お知らせポスター

 年度最後の委員会やクリーンデーではありますが、特に高齢者の感染防止対策に関しては慎重すぎるくらいの方が良いかもしれません。 
 感染予防でできることはシンプルです。例年話題となるインフルエンザと同じですね。ただ感染経路や感染力がどれほどのものかはっきりと分かっていない現状では、人混みが予想される場所にはやむを得ない場合を除き出向かないという心がけが必要でしょう。暖かくなれば下火になるとも言われておりますが、油断せず自己防衛に徹するしかありません。


《毎週月曜日が定期更新日です。更新時間は12:00〜18:00の予定です》
《本ブログは広報部員及び有志のみなさんのご協力により更新しております》
《ブログへの掲載依頼やお気付きの点などございましたら 2018shibata@gmail.com までお願いします》
 

↑このページのトップヘ