七月七日は七夕であります。(厳密に言えば旧暦の七月七日)
 七夕と言いますと、織姫と彦星(織女星と牽牛星)の伝説が有名です。
 この伝説については説明するまでもございませんが、他にも説があるようです。

⚪︎日本古来の行事「棚機(たなばた)」
 秋の豊作を祈願したり人のけがれを祓ったりする行事で7月7日の夜に行われていた。
⚪︎中国古来の行事「乞巧奠(きこうでん)」
 織姫の伝説にあやかって裁縫や機織りが上手になるように7月7日に行っていた。

 七夕という風習は日本でしか行われていないようです。なので、短冊に願い事を書いて飾るようになったのは日本独自と考えてもいいのでしょうか。

 織姫:ベガ
 彦星:アルタイル
 天の川を挟んで向かい合う二つの星は、15〜16光年ほど離れています。遠距離恋愛の究極系、いやもしかしたら、実際は二人とも相手のことをまったく認しk……ごにょごにょ。

 七夕の歴史は奈良時代に中国から乞巧奠が伝わったことが始まりとされているようですが、奈良時代から現代といえば、かなりの年月が流れております。つまりここから言えることは、

 彦星のヘタレ! 織姫の忍耐力強すぎ!

 脱線してしまいました。すみません。

 短冊に話を戻します。わかば七夕まつり開催中です。
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 もとは芸事の上達を祈願して願い事を書いていましたが、いつしか何でもありになったようですね。竹には神聖な力が宿っていると信じられており、神聖視されていたからこそ願い事を飾るのに用いられてきました。
 短冊には5色ありますが
 青:樹木が成長する様子を象徴
 赤:光り輝く炎の様子を象徴
 黄:植物の発芽を象徴
 白:鉱物・金属を象徴
 黒:泉から湧き出る水を象徴
 となっております。
 願い事も象徴にちなんだ方がご利益があるのかどうか……検証は難しいですよね。


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